クレジットカードの審査基準と法改正について。
最近ではパートやアルバイトでもクレジットカードを持つことが一般化していますが、しかし、今後はそう簡単に審査には通れなくなるかもしれません。
各クレジット会社の審査が現在より厳しくなる事が予想されているからです。
クレジットカードは現金が無くても買い物が出来る大変便利なアイテムです。
クレジットカードの利便性から、買い物をしても現金で支払いを行う場合とは違い、お金を支払う意識が希薄になりやすいといえます。
うっかりクレジットカードを使いすぎてしまったために、気づくと月々の返済金が膨大なものになってしまったという経験がる方は少なくないでしょう。
クレジットカードの使いすぎで返済が困難となり、返済をするために他のクレジットカードを作ることを繰り返し自己破産に陥るケースも年々増えています。
複数のキャシングを利用する多重債務者に関わる問題が増えており、多重債務を予防するための法律が必要とされています。
グレーゾーン金利などで年利18%以上ついた融資を返し続けているという方は、過払い金分の計算をしてみると既に返済が終了していると見なしていい場合が少なくはないようです。
払いすぎたお金を取り戻すために、クレジットカード会社や消費者金融会社へ過払い請求を行う人も増えてきていますし、そのような方を救済する法律事務所も増えています。
ただ過払い請求を申請するということは、それ以後そのクレジットカードは当然解約扱いとなってしまいます。
新しい貸し出しについては年収の3分の1までとする総量規制と呼ばれる法改正も行われる予定がありますし、実際に開始されているクレジット会社もあります。
実際に現在所有しているクレジットカードも法改正による再審査などで使用できなくなるケースも出てくると予想されます。
一社でもクレジットカードが未払いや引き落とし不能などで停止されると、信用情報にブラックリストとして登録され以後のクレジットカードを作ることが困難になってしまいます。
クレジットカードの審査と条件
クレジットカード発行のための審査では、どういった点が重用視されているのかといいますと、クレジットカード発行では、カード会社によって違いはありますが、年収200万円18歳以上などの条件があります。
この他、成人していない場合は、保護者の承認が条件となります。ファミリーカードなどは申し込み者が審査条件を満たしていれば持つことが出来るようです。
配偶者が申し込み者で要件を満たしているなら、カード発行が認められることもあります。クレジットカード発行に際して、自分が審査基準に満たなくても夫が満たしていれば大丈夫というわけです。
近年では、クレジットカードの審査基準がそれほど厳しくないカード会社も増え、パートやアルバイトなど非正規雇用者でも審査に通るようになりました。
以前はクレジットカードは一握りの人だけが持つものでしたが、この頃は多くの人がごく自然にカードを財布にいれて携帯しています。
インターネットが使いやすくなったことから、クレジットカードの出番も多くなりました。クレジットカードを持つようになったきっかけが、インターネットでの買い物をするためにクレジットカードが必要になったからだという方も少なくないようです。
クレジットカードの発行手続きや審査もインターネットの専用サイトからスピーディにできるようになりました。
インターネットを介しての審査申し込みなら自宅からでもどこでも24時間受付可能ですし、人と会う必要がないという点もクレジットカードの広まりに一役買っています。
最後に大前提として、各信用情報機関情報に過去、未払いや支払い遅延などでカードが解約されたことや信用情報に傷がないことです。
この情報は各カード会社が共有されていることが多いので、一つの会社で審査が落ちると、かなりの確率で他のカードも審査に通らないことが多いです。
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