洗濯してアイロンがけ!
一番時間がかかるのがワイシャツのアイロンだと思います。
クリーニング店ではどうしてる・・・?
まず、優良店ではYシャツのポケットを裏返して中のゴミを取り除きます。
そして、ボタンが取れていないか緩んでいるのがないかを確認し、親切なクリーニング店はボタンつけが緩んでいれば補正しボタンがなければ同じようなボタンを選んで付けてくれます。
次に色分け、Yシャツといえば白が多いのですが、色物も混ざっています。
これを分けます。色物に漂白剤を使うと色あせやものによっては色落ち、更に色移りなどがあるのでクリーニング店では、完全に分けます。
そして洗い場に持っていきます。
洗い場にはワッシャーというビヤ樽が横になった大きな洗濯槽に入れ、まず回転させ水が馴染んだところで洗剤を入れます。
更にスチームで30度くらいにまで温めたところで漂白剤を投入し洗い続け一度水を捨てて脱水し洗剤液を絞りだし、再びすすぎ!
すすぎは水を流しっぱなしで洗剤を残らないようにすすぎ脱水します。
それからノリを水に溶きやはりスチームで少し温めワッシャーで絞ります。
このときに脱水機から出た水は、硬い糊付けは嫌いという人のワイシャツに使用したりします。
ノリが効きすぎると、首筋が痛くなったり袖口が擦れて痛くなるなんて事になったりします。
ワイシャツのクリーニングを見ればそのクリーニングの技術力が分かる、というくらいワイシャツのクリーニングは、入り口です。
ワイシャツのアイロンは一部機械後を手作業を取り入れているクリーニング店が殆どだと思います。
ワイシャツのクリーニングポイントは大きく分けて3つ+1と思います。
- 1.襟
- 2.袖口
- 3.胸元
- +プリーツ
1・2・3は、機械で仕上げます。
しかし、袖口のプリーツと背中のプリーツは機械では無理なのです。
着用したとき目につくところ、襟がピシッと袖がキレイに腕に回っているか、そして胸元!
スーツから除く三角地帯です。
プリーツは、スーツを脱いだ時にキレイに整っていてこそおしゃれなのです。
おしゃれとは、見えないところの気遣いと私は思っています。
最近のクリーニング店でワイシャツをだすと袖が2つに折れて帰ってくることがあります。
これは、最低・・・?
と思ってしまいます。
家庭でワイシャツをかける手順
まずワイシャツの各部分の名前
洗濯槽でノリを水で割って全体にノリをなじませる。
または、スプレーノリを使うのもありです。
そして、一番良いのは完全に乾燥させずに生乾きの状態でアイロン掛けを始めたほうがきれいに仕上がります。
襟をカフスは裏からアイロンをかける。
プロだからこの手際、この時間をのんびりした時間にする。